2011年 06月 24日
菩提寺:3:ドクダミの白
自家の宗派、禅宗にはいろんな意味でしっくりと心になじむものを感じます。
こちらも禅宗の寺院。塔頭の周囲には、瓦を練り込んだ簡素な練り塀が巡らされています。好きなんですこれ
「座禅会」という木札が一枚、門の脇に掛かっていました。禅宗特有の書体・・・
「し~っ…」 てことですね
幾年経っても私の脳裏には、あの日帰りにぽつんと言った父のある言葉が残っています
「儂にはこんなお寺、もったいないような気がするけどなぁ…」
いやいやそんなことはないのです。 絶対にそんなことはないんです、親父殿。
ドクダミの小さな花弁に、父が夏に好んで着た 真っ白なカッターシャツの襟がだぶりました。
今回は少々感傷的な散文とあいなりました。ご寛容を...ありがとうございました。
by wwmc
| 2011-06-24 17:36
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