静寂の春:ミツマタの里

昨年に引き続きかなりの早足で近づく桜だよりを聞きながら大和路の奥深く

訪れるひともまばらな山中に咲くミツマタの群生を観てまいりました。

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* PhotoClickで拡大 * 【撮影:3月27日】




 
かなり長い距離の山道をのぼり辿り着いた谷間を目にした時
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そこがまるで黄金色の水を湛えた美しい岸辺であるかのように感じました。  * PhotoClickで拡大 *



コウゾ・ミツマタ・・・
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見たこともないその植物の名前は幼いころから私の脳裏に強く残っていました。



この花を初めて間近で見たのは数年前、當麻寺境内でしたが
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この植物が私たちの文化の礎ともなった紙の原料とは



もし名前を聞いていなければついぞ解りますまい。
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木の背丈はかなり高く中に踏み込んでの撮影はちょっとホネが折れます。



いまはもう紙の原料としてはほとんど使われなくなったと聞くこの木です。
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でも彼らが毎年々々美しい花を咲かせ



この谷間を埋め尽くしていることを考えると
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自然界の強いちからを感じるとともに



人間によってちょっと捻じ曲げられてしまったかもしれない
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この木の運命を想いました。  * PhotoClickで拡大 *

 
 
*ratoさん Kさん お世話になりました、感謝。

 
 
 
 
 
by WWMC | 2016-04-03 17:08 | フォトブログ奈良


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