2016年 06月 04日
確かな業
大和路にはさほど広大な農地を見かけることはありません。
むしろどちらかといえば農家の方にとっては耕作しにくいところが多いのかもしれません。
* PhotoClickで拡大 * 【撮影5月22日】
しかし、その彼らの確かな業が 毎年々々正確にそこに刻まれ * PhotoClickで拡大 *
そしてそれが次の世代へ 連綿と受け継がれていくことで
こんな山間の棚田にも 秋には見事な穣りがもたらされるのでありましょう。 * PhotoClickで拡大 *
代掻きから田植え 草刈りに水の調整...
誰も見えない山間の棚田でひとり 黙々と作業をする方々の姿を拝見するにつけ
彼我の日々の努力の差を思いやり ちょっと考え込んでしまいます。
ピシャピシャピシャピシャ...シャッシャッシャッシャッ... 手作りの小さな水車の回る音が心地よくずっと谷間に響いていした。
むしろどちらかといえば農家の方にとっては耕作しにくいところが多いのかもしれません。
by WWMC
| 2016-06-04 12:06
| フォトブログ奈良