北国の夏はうたかた:4:原始の森を行く

活火山である「雌阿寒岳」は阿寒湖を挟むように雄阿寒岳の南西側に鎮座しています。そこはこの朝、トレッキングツァーのガイドをしてくださったKさんのホームグラウンド。

氏によれば、むしろ雌阿寒岳のほうが登っていて楽しい山なんだそうです。そしてその広大な麓をいくつかの湖と川、そしてそれらに育まれるようにして広がる古い森が取り囲んでいます。


Kさんの案内でそんな原始の森を歩きました。
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遊歩道からはずれた道なき道を行きます。(ガイドツアーでのみ可能)


本州でも森歩きなどほとんどしたことのない私ですが
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それでもやっぱりこの森が普段目にしているそれらとは


すこし異なるように感じられました。
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シダや苔

キノコ
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そして名もしらぬ小さな花たちが

ほとんど誰も来ない森の中で
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ひっそりと彼らの世界を形作っています。


このみごとな苔の森は柔らかそうに見えて
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実は溶岩のうえに張り育ったものだそうです。


北海道というのは火山の上にあるんだ
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と、そんなことを改めて思わされました。


ガイドのKさんはとても物識りでいらっしゃり、そして自然を深く愛しておられること
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それが森の中での仕草や言葉の端々から感じられ、こちらまで嬉しくなりました。


森歩きの最後はこれから向かうオンネトー湖の源流のひとつ
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錦沼。

この鉄さび色、これがなんと五色の湖とも呼ばれるあのオンネトーの
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神秘的な色の元になっているのだというのですから不思議なものです。

ここから私たちはオンネトー湖へ向かいます。





by WWMC | 2017-08-25 23:24 | フォトブログ:: | Comments(0)