2017年 04月 26日
一躍の春:11: Epilogue
大和路桜花紀行の掉尾を飾るは、この風景。
* PhotoClickで拡大 * 【撮影4月16日】
曽爾村は屏風岩公苑にことしも遅い春がやってきました。 この日は夜明け前撮影を諦めてしまった私めでしたが
午前6時の到着直後にはまだ 横からの低い光線をなんとか捉えることが出来ました。 * PhotoClickで拡大 *
花の咲き具合はまちまちでしたが 全体としては四〜五部咲きといったところ。
ですから、満開だった昨年とは違い 撮影ポイントにやや難渋しました。
大和路の桜風景に魅せられてからというもの 葉っぱとともに開花するこの山桜の姿を追い求めるようになりました。
「地味な桜だしなあ...」と なんとなく撮るのを敬遠しがちだった昔のことが嘘のよう。
独特の紅い葉が光を受けて輝くと これがまた実に美しいのです。 * PhotoClickで拡大 *
はたまた抜けるような青空を背景にしたコントラストも華やか。 帰りがけ、「今日は雲がないのはちょっと惜しかったなあ」と考えながらふと振り返ると
屏風岩の麓からお誂え向きの雲がぷかり・・・慌ててもう一度三脚を立ててぱしゃり。 一躍で春がやってきたことしの里山風景。 山の神さま、花の神さま、お世話になりました^^
【一躍の春::了】
by WWMC
| 2017-04-26 21:43
| フォトブログ奈良