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森みたいな植物園:1:パピルス

6月とはとうてい思えぬ暑さの日曜日、大阪府の北東部にある交野市の大阪市立大学付属植物園を訪ねてきました。

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こちら植物園とはいっても、街中にあるそれとはかなり趣が異なります。ひとことでいえば、大きな森のイメージ


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というのもこちらでは 「収集された植物は自然な環境において保存され、極力人間の管理を加えないこととしている...」 のだそう。なるほど、と頷けました。

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こちらが創園されたのは、戦前の昭和16年。最初は「満蒙開拓団」の訓練施設として発足したのだとのこと。創園からもう70年。
これからは「満蒙」という言葉さえわからない人々がどんどん増えていくのでしょうね...

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こうして森の中を歩くと、樹木が自身の子孫を残す準備をするのは実はこの季節なんだな、と気づきました。

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さて、これ何だかおわかりになりますか・・・?
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これはパピルス、そう小学校の歴史に出てきたあの古代の「紙」の原料です。

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と、唐突に私の脳内に浮かんだのが、開拓団の方が手漉きの紙にむかって内地への手紙を書いているシーン・・・ちょっと飛躍しすぎかな(^^ゞ



次回は、この右下にちらと見えている水生植物のコーナーへ向かいます

by wwmc | 2011-06-29 18:39 | フォトブログ大阪 | Comments(6)

土曜・晴れ・夕暮れ前

暑いのは苦手ですが、とりあえず晴れは好き。それも、

仕事がすっきり片付き、おまけに土曜の夕方、とくるとこれはもうたまりません。梅田の街をよこぎって淀川縁へ。

あーあ、でもこういうときに限ってカメラがない・・・
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すると、なんとなんと、こんな素敵な草原の土手にこんな素敵な歩道橋が架かって....


知らなかったなあ、いやあ知らなかった! とひとり興奮して携帯カメラでぱしゃぱしゃ

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あたりは、ときおり通り過ぎるジョガーと数組の散歩人だけ・・・風が強くて気持ちいいー


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むこうの鉄橋を阪急電車がなんべんもなんべんも渡っていきます。


大声で唄をうたったって誰にも聞こえやぁしません

アメアガーリノ・ソラヲミーテイタ、トオリスゥギテユーク・ヒトーノナカデ...





今日は良かったなあ、うん良かった。

by wwmc | 2011-06-26 16:15 | フォトブログ大阪 | Comments(6)

菩提寺:3:ドクダミの白

自家の宗派、禅宗にはいろんな意味でしっくりと心になじむものを感じます。

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こちらも禅宗の寺院。塔頭の周囲には、瓦を練り込んだ簡素な練り塀が巡らされています。好きなんですこれ


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「座禅会」という木札が一枚、門の脇に掛かっていました。禅宗特有の書体・・・


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「し~っ…」 てことですね




幾年経っても私の脳裏には、あの日帰りにぽつんと言った父のある言葉が残っています

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「儂にはこんなお寺、もったいないような気がするけどなぁ…」


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いやいやそんなことはないのです。 絶対にそんなことはないんです、親父殿。


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ドクダミの小さな花弁に、父が夏に好んで着た 真っ白なカッターシャツの襟がだぶりました。





今回は少々感傷的な散文とあいなりました。ご寛容を...ありがとうございました。

by wwmc | 2011-06-24 17:36 | フォトブログ大阪 | Comments(10)

菩提寺:2:鮮やかな赤

こんなところでカメラを手に歩いておりますと、新しい散歩道に連れ出された子犬よろしく、にほいならぬ色彩をもとめて鼻をくんくんさせながら徘徊してしまいます。

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と、、、美しい浅緑の葉っぱとその合間に咲く蛍光色かと見まがうほどの鮮やかな赤い花に目を奪われました。

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「あ、ひょっとしてこれデイゴの花かな?」と思いつき、数枚撮影した後は、、、

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頭の中には「島唄」がエンドレスで流れておりました(^^)

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あとで調べると、どうやらこの花はサンゴシトウというマメ科の植物で、
やはりデイゴの仲間なのだそう。

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南米原産とのことでしたが、なんだかこちらの寺院に不思議と似合っているようにも感じました。



あと一回続きます。

by wwmc | 2011-06-22 17:37 | フォトブログ大阪 | Comments(4)

菩提寺:1:あじさい

今月初め、久々に私共の菩提寺へ。

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といっても、お参りにじゃなくちょっと撮影に、という不信心ぶり、、、反省。

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13年前に他界した父は、その昔、田舎から当地へ転居してきたために、菩提寺を持っていませんでした。


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自身の余命を知った父と二人、初めてこのお寺を訪れたのは、ちょうど梅雨明けがまちどおしい今じぶんであったように記憶します。

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あの日、打ち捨てられたような小さな空堀になぜか群生していたカラーの花。真っ白な花と葉っぱのつややかなグリーンが、今も瞼に浮かんできます。

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今はもうその空堀も埋められて有りませんでしたが...




誰もいない境内に石畳を修理する石工さんのつち音だけが、ひびいています・・・久しぶりなので、もう少し境内を歩かせていただきます。

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【撮影:6月9日】

by wwmc | 2011-06-20 17:52 | フォトブログ大阪 | Comments(6)

浮かびあがるように:3:矢田の紫陽花

こちらのお寺さん、紫陽花寺として大阪ではかなり有名。

なぜこちらの紫陽花がこんなに皆を惹きつけるのかな、とふと考えたとき・・・
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そのひとつは背景の美しさにあるんだろうな、と思い当たりました。



地面が見えないほどにぎっしりと寄せ植えされていたり、下生えの草が綺麗にそろえられてたりと
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まるで紫陽花の花が浮かび上がってくるように見えるんですね


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ま、なかには...
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こんなになっちゃった花も(^^)




この日ずっと曇天下での撮影だったのですが、帰りがけに一瞬だけ陽の光がさしてきました
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小さなせせらぎのある場所では、息をころしてトンボを数ショット

なんとか撮れたかなーと、帰ってモニタで拡大してみますと...
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じつはもう一匹、小さな同行者がおりました(^^ゞ    (クリックですこし拡大します)




またいつかきっと・・・
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お参りに来ますよって、、、どうぞよろしゅうに




これにて奈良の山寺の紫陽花狩り、お開きです。ありがとうございました。

by wwmc | 2011-06-17 18:04 | フォトブログ奈良 | Comments(12)

毎年ここへ:2:矢田の紫陽花

境内の奥、山の斜面を石段がくねくねと登っていきます。遍路道と名付けられたこのあたりには石仏や古い石碑もあり、とても良い雰囲気。

こういう場所で人通りの途切れる合間をねらった「待ち」のあいだに、はからずもいろんな人間観察ができることがあります。
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身体の前についた杖に両手を添えて、じっと山肌を見上げる老紳士。傍らで額の汗を拭きながらその様子を見まもる息子らしき方の優しい顔・・・

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かと思えば、「えーまだあんの?階段、もぉええわぁ」と、大きな声で息を切らせてぼやく母親に
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「おかあちゃん毎年ここだけは観にこな言うてたやんかーガンバガンバ...」
などと笑いながら母親の大きなお尻を押して登っていく娘さんもいたり、ね。



本堂大屋根の甍が綺麗な文様を描いています
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年々歳々花相似たり


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歳々年々・・・・・


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毎年毎年咲く花、咲くところ、そこには大切な意味があるのですね

by wwmc | 2011-06-15 17:35 | フォトブログ奈良 | Comments(10)

山寺に咲く:1:矢田の紫陽花

昨日、雨が降らぬうちに奈良へ向かって車を走らせ、今年初めてのあじさいを楽しんでまいりました。

「あじさい寺」と呼ばれるお寺が関西にはいくつかありますが、この矢田金剛山寺は大阪から最も近いそれでありましょう。

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近いとは言ってもアクセスにはちょっと苦労します。矢田の丘陵地を這い上るように作られた長い長い石段を登らないと境内に辿りつけません。

そうして息を切らせて上がってきた参拝客がまず歓声を上げてシャッターを切る場所・・・それがこの石垣です。
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このお寺の境内には、崖地を利用した紫陽花谷というような風情の散策路と、それから裏山にしつらえられた遍路道という急坂の二つの見所があります。

残念ながらこの日は全体的にはまだ満開にほど遠い株が多かったのですが、この薄いブルーの花だけはほぼ満開で楽しめました。
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でも、こんなにたくさんの紫陽花を一度に咲かすのには、ほんと苦心されるのでしょうね。


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これはほんの少し濃いブルー。小振りですが石仏に寄り添うかんじと葉っぱの配色が気にいったのでちょいとご紹介


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さて本堂にお参りした後は、もうすこし他の色を探して境内を奥へと進んでまいります。

by wwmc | 2011-06-13 18:57 | フォトブログ奈良 | Comments(10)

大阪城下の花菖蒲

大阪市内では随一の、いや唯一のとも言えるのかもしれません、、、旭区にある城北公園の花菖蒲園へ出かけてまいりました。

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こちらは大阪城からまっすぐ北へ向かってどーんと淀川に突きあたったあたり、まさに「しろきた」であるわけです

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そうして改めて地図を眺めてみると、、、

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大阪の街というのは巨大な城下町なんだなあ…と、ちょっと思いを新たにした次第

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その昔は太閤さんも、こうして淀川縁を散策したのでしょうかね...

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早朝8時からの特別開園でしたがそろそろ人も増えてまいりました

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透き通った池の水に映る艶やかな花の姿をもう一度わが瞼に刻みつつ

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ことしの花菖蒲狩りはお開きといたします

by wwmc | 2011-06-08 17:25 | フォトブログ大阪 | Comments(10)

淀川散歩::わんど

梅雨の晴れ間にはやっぱり出かけなくては、と大阪市内の淀川縁へ。

熱帯大阪も今はまださすがに全開モードにはほど遠く、川風が頬に気持よく吹いて、絶好の散策日和でした。

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このあたりは淀川河畔でも「わんど」と呼ばれる地域で、川の一部がせき止められできた大小様々な池が岸辺に点在しているのです。
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これらは明治時代に始まった淀川の大規模改修によりかたちづくられたとのこと・・・天然記念物のイタセンパラという魚はこの場所固有の種なんだそうです。
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まあしかし地元の人々には、んなコムズカしい話はどうでもいいんでしょうな。釣り人たちののどかなオアシスとなっておりました。
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お!かっこいい…
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この日は何かの催しなのか、ポタリングを楽しむ人たちも沢山走っていました
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さてクロージングテーマはサックスの音色でOsaka Riverside Bluesを…
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なんてふうに、うまくはいきませんでしたが(^^ゞ

by wwmc | 2011-06-06 18:30 | フォトブログ大阪 | Comments(6)