2012年 07月 14日
喜光寺の夏:1:匠のこころ
平城京跡にほどちかい奈良の古寺、喜光寺。
ことしも夏の訪れを感じようとにこに来させてもらいました。シーズン中の早朝特別開門午前7時の少し前に到着。開門を待ちます。
この時間がまたいいんですよね...
住職さんにご挨拶を住ませたあと、早速、ことしの蓮を見せていただきました。 * PhotoClickで拡大 *
それにしてもこの喜光寺、どんどん有名になって、どんどん境内が整備されていきます。
私が初めておじゃました頃は、まだまだあまり人には知られていなかったので、、、
ちょっと複雑な気持ちも・・・当時は、まさになんだか宝物をみつけた気分でいたものです。
このお寺の蓮は、すべて鉢植え。それも、とても綺麗に咲かされています。 それにはちゃんと理由があるんですね。
この方、2年前の早朝、やはりこちらでお目にかかった樋口一匠園のおやっさんです。
この日もひとつひとつの鉢を丁寧に観察しては、すわりこんで水を入れ替えたり古い葉っぱを取り出したり、と まるで我が子を慈しむような優しい手つきで作業しておられます。
東大寺や薬師寺の蓮もこの方が咲かせているという凄い方に 前回、名刺まで頂き、それをずっと大事にとってあることを話すと嬉しそうにしてくれました。
もうひとつこの方の凄いところは、写真写りまでを考えて鉢を整備し、並べ、手入れして下さっているところです。 何人かのblogerが、この方とお話ししたことを記事になさっています。私自身も本当に頭が下がる思いです。
石仏前の一枚をみたら、蓮の花やつぼみがほんの少し首をかしげお礼しているように見えました。
今年もありがとうございます。おやっさん。
ことしも夏の訪れを感じようとにこに来させてもらいました。シーズン中の早朝特別開門午前7時の少し前に到着。開門を待ちます。
この時間がまたいいんですよね...
by wwmc
| 2012-07-14 16:51
| フォトブログ奈良