2014年 10月 22日
朝露の野
早朝撮影のあと夢から醒めたようなぼぉっとした気分で車を走らせていますと、周囲の原っぱや小径が朝露にキラキラひかるのが見えました。
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陽当たりの良い道端にはうっすらと湯気が立ち上ります。
撮影に夢中になってるとレンズフードに朝露がぴちゃり...足元も濡れがち。 でもそれは決して不快な感覚ではなく * PhotoClickで拡大 *
日の出とともに目醒めはじめる 野や田畑の息吹を肌で感じるようでありました。
小学校でしたか百人一首をおぼえたのは・・・ 「あ」から始まるのは判るけれど季節が秋から始まるってのがなあ...
と、個人的にはどうもしっくりこなかった天智天皇のお歌 「秋の田の刈りほの庵の苫をあらみ我が衣手は露にぬれつつ」 * PhotoClickで拡大 *
あの方があの歌を詠まれたのは案外このあたりの田圃だったのかもな...などと とりとめの無い空想をし歩くうちに、陽はすっかり高く昇っておりました。
by WWMC
| 2014-10-22 18:13
| フォトブログ奈良